読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

クローズアップ源内

日々の暮らしや、音楽、山、その他もろもろ。

Gheorghe Zamfir/mit seiner Panflöte(1982)

 

サトーです。

このあいだ、新潟のローカルCMで「この笛の音はなんだろう?!めっちゃ和むわぁ…」って感じた曲があり、画面の隅には「♪ザンフィル」と書いてありました。これは聴いてみたい!ということで、ルーマニアパンフルート奏者、ゲオルグ・ザンフィルの中古LPを買いました。レーベルはドイツ・AMIGA

f:id:anarogtarou:20170124141943j:imagef:id:anarogtarou:20170124141945j:image

ジャケで、ザンフィルさんが遠くを見つめながら持っている楽器がまさに「パンフルート」というもので、「パンパイプ」とも言うそうです。それを知って思い出したのが、Narasirato pan pipersというソロモン諸島のバンドです。名前がもうパンパイプ。フジロックでのステージは非常にパワフルでエネルギッシュなライブでしたが、パンフルートのやわらかい音色が不思議とマッチしていました。

一方ザンフィルさんはこの盤で、オーケストラをバックにパンフルートでメロを吹いています。

映画『ノッティングヒルの恋人』でエルヴィス・コステロも歌った『She』や、ミュージカル『エビータ』の『Don't cry for my Argentina』といった名曲の数々がパンフルートで奏でられ、耳なじみのある曲がとても新鮮に感じられる1枚でした。

パンフルートの親和性おそるべし。

これをきっかけに、ほかのザンフィル作品も聞いてみたいと思っています。

 

吉村弘/Air in resort(1984)

 サトーです。

しばらく前の話になりますが、「森本書店30号」の誌面通販企画で購入したレコードが届きました。誌面は楽しく読ませて頂きましたが、レコードの方はじっくりと聴く機会がなく、ようやく聴いているところです。

f:id:anarogtarou:20170124140140j:image

この『Air in resort』は、80年代に資生堂「春の化粧品デー」プレゼント用としてつくられたLPです。ホワイトカラー盤・クリアイエロージャケットという仕様に加え、まさかの「香り付き」レコードです。

調べてみたところ、盤面に香水がつけてあるそうです。実際、鼻を近づけると石鹸のような香りがほのかにします。

音楽を制作したのは、日本の環境音楽の草分け的存在である吉村弘さん。さしずめ『和製ブライアン・イーノ』といったところでしょうか。ミックスはオノ・セイゲンさん。

 この盤はSEA SIDEとFOREST SIDEに分かれており、それぞれの面で、波の音や風の音に電子音が載せられたアンビエントミュージックとなっています。
あくまで自然音をベースとして、そこに伴奏を載せているかたちですが、なぜか自然音の方が主旋律に聞こえてくるような不思議な作品です。

余談ですが、アメリカのバンド、フレーミング・リップスも変わったものを作っていて、「血液入りレコード」や、「USBメモリスティック入り頭蓋骨グミ(マリファナ味)」なんてものを出してました。マリファナ味のグミを食べながら楽しく聴け、ということですね。だいぶヤバいです(笑)

フレーミング・リップスが“ミュージシャンの血液入りレコード盤”を限定発売 - amass

フレーミング・リップス、1曲24時間の曲の短縮版をレコード・ストア・デイに発売 (2014/02/28) 洋楽ニュース | ロッキング・オンの音楽情報サイト RO69

 

 

話を戻しまして、この作品は、ゆったりとした気持ちになれる素敵な音楽でした。たとえわずかでも、現実を離れてリラックスできるひとときって、生活の中には必要なものだと改めて思いました。

この季節、外がこんなモノクロの雪景色だとそれを強く感じます。

f:id:anarogtarou:20170124140126j:image (撮影地:新潟県十日町市

ああ現実…春が待ち遠しいです。

 

 

Erase errata/Other animals

サンフランシスコの変態ガールズロックバンド・Erase errata。2001年のデビューLPです。

いわゆるポストパンクバンドですね。キンキンしたギターと、ブリッとしたベースにはGANG OF FOURっぽさも感じます。GANG〜に比べたら音はだいぶ散らかってますけどね。

ラプチャーやDELTA5にのめり込んでいた頃に知ったバンドでしたが、2、3枚アルバムを出して2015年に解散してしまいました。一度ライブを見てみたかったです…。ソニック・ユースのサーストン・ムーアもお気に入りだったとか。

アートワークは、奇妙な雰囲気で貫かれています。全然似てないけど、なぜかフランスの画家・GENEVI`EVE GAUCKLERを連想しました。

f:id:anarogtarou:20170120194715j:image

f:id:anarogtarou:20170120194740j:image

f:id:anarogtarou:20170120194722j:image
ジャキジャキと歯切れのいいギターやドッタンバッタンとしたドラム、呪文を唱えるような怪しい歌唱が生む緊張感、そしてトータル29分という潔さ。かっこいいです。
かなり綺麗な中古で1000円。いい盤を買いました。

 

Other Animals

Other Animals

 

 

エコーズ

エコーズ

 

 

  

Rough Trade Shop: Post Punk

Rough Trade Shop: Post Punk

 

 

 

CAMP FIREでみつけた「写ルンです」専用・本革カメラケース。

 

https://camp-fire.jp/projects/view/15932

カメラ好き、とりわけフィルムカメラ好きにとって素敵なプロジェクトを発見しました。
フォトグラファーの大宮浩平さんが代表を務めるNeon Designより、レンズ付きフィルム専用のレザーケースを作るという企画で、クラウドファンディングサービス「Camp fire」で出資者を募っています。

使い捨てカメラ“写ル○です”のケースを作りたい! - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

素材にはイタリア製の牛革(高価=良質とは限りませんが、この素材は高価で上質です)を、金属パーツにはニッケルを用い、革職人がひとつひとつ手作業で製作します。“写ルンです シンプルエース”と“写ルンです 1600 Hi・speed”に対応しています。

https://camp-fire.jp/projects/view/15932

出資期限はまだまだ先であるにもかかわらず、すでに希望出資額を大幅に上回る出資を集めています。5000円から出資可能で、5000円だとケースひとつ、それ以上の額ではストラップ等が付属するものもあります。
いつもの「写ルンです」が、まるで高級コンパクトカメラに様変わりするようなこのケース。てっきり「KLASSE」の新作かと思っちゃいました。カメラは使い捨てではありますが、これまで以上にフィルム愛がわいてくる素敵な製品だと思います。

この製品をきっかけに、もっとフィルムに愛着を持ってくれる方が増えると嬉しいですね。「写ルンです」などのレンズ付きフィルムって、実はめちゃくちゃ良いカメラだと思うんですよ。
まず、コンビニやカメラ屋にないということがまずないので、カメラを忘れても入手しやすいこと。

そして、電池のいらない機械式シャッターだから、寒い所で低電圧になって撮れないなんてこともありません。

さらにストロボまでついてるだなんて完璧ですよ。これぞまさに「写ルンです」。
私もたまに使いますが、カメラ屋で現像のみお願いし、気に入ったカットだけスキャナで取り込み&補正してプリントという流れで節約しながら使っています。

登山家・写真家の石川直樹さんも、高山や極地の旅で使用されています。実は氏の初作品集である「POLE TO POLE 極圏を繋ぐ風」の写真は「写ルンです」で撮影されているんですよ。過酷な環境でも信頼のおけるカメラであることがよくわかりますね。

POLE TO POLE 極圏を繋ぐ風―石川直樹写真集

そういえば、こういうレンズ付きフィルムを車に積んでおくといいんですって!

事故の時にすぐ撮っておけば、デジタルのようには簡単に修正できないので、たしかな証拠として採用されやすいそうです。(フィルムがダメになるので、真夏の車内に置きっ放しはNGです。)

というわけで、だんだんと「写ルンです、バンザーーーイ!!」な内容にすり変わってしまいましたけども、この高級感あふれるケースを写ルンですに取り付けて、街へ繰り出したいものですね。

1つ欲しくなってきました。

 こんなパッケージもあルンですね!

 31年目も色々なところで活躍してくれることでしょう。

【こちらの記事もいかがでしょうか】 

clo-gen.hatenablog.com

clo-gen.hatenablog.com

clo-gen.hatenablog.com

clo-gen.hatenablog.com

 

 

新津の駄菓子屋『昭和基地一丁目 C57』で昭和にタイムスリップしてきた。

サトーです。

先日、新潟市美術館で開催中の「アンパマンとやなせたかし展」へ行きました。やっぱり原画の持つ力は大きいですね。テレビやパソコン、スマホの画面では伝わりきらないタッチが見えたことに感動しきりでした。

f:id:anarogtarou:20170106105741j:image

美術家として、もっと別の道で大成できたであろう技術を持ちながら、子どもたちが大きな夢を育んでいけるような世界を望み、自分の全てを捧げたやなせさんの情熱が、自分の胸にビシビシと伝わってくる展示でした。

ギャラリーショップには、高知のギャラリーでしか買えない詩集があったのですが悩みに悩んで結局買わず。でも買っておけばよかったなぁと、そこだけちょっと後悔しています。

この日はせっかくの遠出だったので、その足で、同じ新潟市秋葉区にある『駄菓子や 昭和基地一丁目C57(しごなな)』にも寄ってみました。

以前、新聞記事で見かけてから気になっていたのですが、なかなか訪れることができず、今回ようやく訪れることができました。

で、本当に申し訳ないんですけど、新津の商店街は決して活気があるとは言い難い雰囲気でしたね…。でも鉄道の街らしく、いたるところで鉄道の絵やオブジェを見かけました。車で通り過ぎるにはもったいないような、ブラッと街歩きが楽しそうな街です。

f:id:anarogtarou:20161226083931j:image

このお店は以前おもちゃ屋さんだったのですが、地元の商工会議所が空き店舗を改装して6年前にオープンしました。「C57」というのは、鉄道の町・新津らしく蒸気機関車の名にちなんでおり、そのC57は今も「SLばんえつ物語号」として4~11月の土日祝、新潟駅会津若松駅を1日1往復しているそうです。

C57さんのTwitterは2014年で更新が止まっていたので少し心配していましたが、営業されていたのでひと安心。

中に入ってみると、沢山の駄菓子が陳列され、ホーローの看板、学校の机や椅子など、レトロなこだわりがそこかしこに!

私自身は昭和の生まれですが昭和63年ですので、懐かしいというよりは新しさを感じながら店内をながめていました。私の娘はお菓子の山に大興奮。子どもの好きなものしかありませんからね。

f:id:anarogtarou:20161226084012j:image奥の小上がりでは飲食もできます。この日はカレーのいい香りがしていました。f:id:anarogtarou:20161226084020j:image

V3に、パタパタする時計、ナショナルの旧ロゴ…たまりません。

f:id:anarogtarou:20161226084028j:image

小学生の頃を思い出しますねぇ。

f:id:anarogtarou:20161226084516j:image

f:id:anarogtarou:20161226084645j:imageうまい棒は全種類ありますよ!!

そして、子どもが計算しやすいよう、全ての品は税込み表示という明瞭さ。素敵な気配りですね。

 

この日の滞在時間はわずかでしたが、せかせかしない、ゆったりとした時間を感じられる空間で、大人も子どもと一緒に楽しめるステキなお店でした。実際に、お孫さんを連れたお年寄り夫婦や、学生グループ、カップルなど、さまざまな年代のお客さんでいっぱいでした。

f:id:anarogtarou:20170106105815j:image

やなせたかし展もまだ会期がありますので、そちらをご覧になって、C57にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。昭和にタイムスリップしたかのように、童心に返って楽しむことができますよ。

そうそう、入り口付近の顔はめパネルで記念写真もお忘れなく!

f:id:anarogtarou:20161226103036j:image

店舗情報

駄菓子や 昭和基地一丁目C57

〒956-0864 新潟県新潟市秋葉区新津本町1丁目5−8

tel:0250-25-3457

営業時間:平日12時~18時、土日祝日10時~18時(火曜定休)

https://www.facebook.com/dagasic57

駄菓子や昭和基地一丁目C57(しごなな) (@niitsuc57) | Twitter

 

Take suicide/Flo&Andrew(’81)

Flo&AndrewのTake suicideが届きました。

Mannequin Recordsより発売された、81年作のリイシュー盤です。入荷が遅れて最近やっと届きました。同じころ届いたNegiccoの新譜「愛、かましたいの」が遠くかすむほどの奇作でした。

全編にただよう宅録感と、歪みまくった嗜好で作られたであろうこの盤の音に、自分の好みが合いました。

そして、80’sと言えばキラキラしたシンセポップ全盛というイメージをもっていましたが、それはガラガラと崩れ去っていきました。

そのイメージは、その時代のテクノポップばかり聴いていたせいもあるのですが、みんながみんなそうじゃなかったわけですよね。ATARI TEENAGE RIOTすらぬるく聴こえます。

 

A面の「Take suicide」は左右でパターンやBPMの異なる、汚れたマシンビートがずーっと鳴っていて、ノイズにまみれながら「テェェーイク…スゥーーサァァァイド」と男の声がかぶさってきます。絶句し唖然としているうちに終わりました。

B-1も同じような感じだったので顔が引きつるもB-2「Japanese girl」でようやく、ふわふわとして心地よいシンセが聴こえてきて安堵します。「助かった!」と思いました、本気で。

www.youtube.com

www.youtube.com

アナログ盤といえば、よく「レコードの音には温かみがある。」などと言われる方がいますが、果たしてこれを聴いてもそんなことを言えるのかと問いたいです。

この盤はオカシイ。

ピストルををこめかみに突きつけた男のジャケからしてオカシイ。
一面真っ赤なジャケットはヴィヴィッドで好きですが、これを書きながら「拳銃…赤…もしかして血!?」と気づいてドン引きです。

オリジナル盤は中古を探してもあまり出てこないし、このリイシューを機にして、買えるうちに買っておくべきかと思います。

マネキンレコーズからは他にもカッコいい作品がたくさんリリースされているので、チェックしてみてください。Take suicideのようなものばかりではないので(笑)

Amazon.co.jp: Mannequin Records analog

Take Suicide [Analog]

Take Suicide [Analog]

 

 【関連記事】

レコードの日なので。(2016/11/8 追記) 

OGRE YOU ASSHOLE/寝付けない 

”ディスコは君を差別しない” 坂本慎太郎/できれば愛を

タカハシユキオ(YKOYKO™)さんからボウイのステッカーを頂きました!

30分1トラック。NYANTORA/Duenn/Hair Stylisticsの即興セッション「YCAM LIVE」 を聴いた。 

 

太陽光充電で12時間使える、小型LEDソーラーランタン・MPOWERD LUX

 

先日、メキシコで働いている妹が一時帰国しました。
普段からネットでやりとりしているせいもあってか、数年ぶりにあった気がしません。これはいいのか悪いのか。
年が明けたらまたメキシコへ戻るそうなので、なにか餞別を渡そうと思い、欲しいものを聞いたらこれをリクエストされました。

太陽光充電できるLEDランタン!

生活防水機能もあるのでキャンプやフェスでも使えます。本体の直径はCDと同じくらいで、空気を抜けばペチャンコになります。カバンの隙間に差し込んでおいたり、本体付属のループを使ってどこかにぶら下げておくことも可能です。

いいですねこれ。わたしもこれを使ってもっと太陽の恩恵に預かりたい!!
ただひとつ難点としては、太陽光のほかに充電方法がないところ。
メキシコはいい日差しが多いそうなので問題ないでしょうが、ここ新潟は雪が降れば昼間も空が暗いので、この時期は充分な充電が望めないでしょうね。そこだけちょっと気になります。
まあ、太陽が出ている日に一度充電しておけば、しばらくは待つと思います。

わたしの妹は、モノをあまり持たない暮らしをしていて、現地での引越しもトランク1つで済ませるという、レディ・ガガみたいな人です。

なので、当然いらないものは持たないし、本は借りるか、買って読んでから寄付。身の回りのものは基本的にコンパクトで機能的なものを選んでいるそうです。フェスやキャンプも行くそうなので、このランタンはそんな妹のライフスタイルに合っていると思いました。

年が明ければまたしばらくは会えなくなりますが、遠くメキシコで楽しく、元気に暮らしてほしいと思います。本心はわからないけど、両親が全然さみしそうじゃないところも幸いでした。

試しに点灯。穏やかで暖かい明かりですね。(撮影地:コタツ)
クリアタイプは吹き込んだ息のくもりが気になるので、それが目立たないスモーク?タイプがオススメです。光の広がり方も柔らかく見えますよ。2つで5800円ちょっとしました。

おススメです。

MPOWERD LUX エムパワード ラックス 暖色インフレータブルLEDソーラーランタン

MPOWERD LUX エムパワード ラックス 暖色インフレータブルLEDソーラーランタン

 
アイム・ミニマリスト

アイム・ミニマリスト