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あのセルクナム族がわが家にやってきた!

 

トーです。

昨年あたりからでしょうか、南米フエゴ諸島にに住んでいたセルクナム族の歴史と文化に興味があります。

セルクナム族(-ぞく、Selknam)とは、ティエラ・デル・フエゴ諸島を含むチリ及びアルゼンチン南部のパタゴニア地域に嘗て居住していた民族。オナ族(Ona)とも。

南米最後の先住民族の1つとされ、19世紀末にチリ・アルゼンチン両国政府がティエラ・デル・フエゴの探索と領有を進めた結果、絶滅に追い込まれた。
元々南米大陸を先住の地としていたが、マゼラン海峡をカヌーにより縦横断しティエラ・デル・フエゴ北部に住み着いたと考えられている。

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https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/84/Niños_Selknam.jpg/250px-Niños_Selknam.jpg

セルクナム族 - Wikipedia

 最近ではフエゴ諸島の研究をライフワークとした人物による、決定版とも言える書籍が発売され、この部族のことは世に広く知られつつあります。

そんな折、とあるツイートを私は発見してしまったのであります。

フリー造形作家として活動されている、いけぞー(‪@ikez0)さんが、セルクナム族のフィギュアを製作されていたのです。ブログ「いけぞーのアトリエ」では、これらの製作過程をうかがい知ることもできます。

わたしは迷わずコンタクトを取り、この愛くるしい姿のフィギュアを全種購入させていただくことになりました。 本来、デザインフェス出品用の商品とのことでしたが、お分けしていただけて本当に光栄です。

名前は左からタヌ、ハラハチェス、マタン、コシュメンクといいます。3頭身ほどにデフォルメされた姿がとってもカワイイです。お気に入りはハラハチェスですね。

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フィギュアの造形は塗りやポージングはもちろんのこと、丁寧なパッケージングと付属の解説帯も素晴らしい仕上がりでした。

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こんな塗り絵も同封されていました。これは娘と一緒にヌリヌリしたいと思います。めっちゃPOP!

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悲しいことに、白人による迫害と伝染病のまん延により、この部族はひとり残らず滅びてしまいました。いまやハインという祭典を見ることや、彼らに会うことが叶うことはありません。

しかし、先にご紹介した書籍やウェブ記事、このフィギュアが存在することによって、我々は彼らが生きていた証を記憶し、それをつないでいくことができるのです。そういった意味で、今回いけぞーさんがセルクナム族のフィギュアを製作されたことには、たいへん大きな価値があると思っています。

テーブルに並べたフィギュアを眺めつつ、南米最南端の地で生きた、セルクナム族の謎多き歴史と文化に想いを馳せる今日このごろです。

 

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