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マイク・マクゴニガル『マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン Loveless』

デスクワークと運動不足のコンボで体のあちこちが痛く、整形外科にかかってみたところ、医師からは「病気じゃないけど、あえて言うなら『体がカタい』」という診断をもらいました。

今回は初診で、そのえらい待ち時間を過ごすあいだずっと読んでいたのが、マイク・マクゴニガルマイ・ブラッディ・ヴァレンタイン Loveless』でした。

マイブラをご存じない方はご一聴を。

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このバンドやアルバムのことはいろいろなところで(あることないこと)書かれてきて、

『ケヴィンのわがままで製作期間がずるずる伸びて、所属レーベルが倒産しかけた』

『新作が出ないのはケヴィンがもう曲を書けなくなったからだ』

などと見聞きしていました。そのへんのことについては、メンバー本人の言葉も交えて書かれていたので何となくすっきりしました。

あとは、メンバーの生活ぶりや個々が抱えていた問題、レーベルとの軋轢などを知って、イメージとのギャップがつらく感じるところもありました。私は大好きなマイブラのことを神格化しすぎていたところもあったかもしれませんね。ここまで独り歩きして道をそれた認識を、正しいところへ戻すことができたように思います。

録音や演奏技法に関しては、すでに知っていることが多かったので、音作りについては黒田隆憲さんの『マイ・ブラッディ・ヴァレンタインこそはすべて ケヴィン・シールズのサウンドの秘密を追って』も読んでみたいところです。

シューゲイザーの経典ともいえる作品のことをより深く知れたことで、また聴きこむのが楽しみです。そして、ケヴィンの全身全霊をかけた創作のあり方に触れてみて、自分自身もなにかに思いっきり取り組んでやろうという気持ちになります。

まずは体を直さねば。

 

マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン Loveless (P‐Vine Books)

マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン Loveless (P‐Vine Books)

 

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