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蒸気波要点ガイド vaporwave essential guide

 

えらいもんが届きましたよ。

佐藤秀彦著「蒸気波要点ガイド」という、世界初のvaporwaveのガイドブックです。

 

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これは第2版。初版はこの黄色い部分が赤っぽい印刷になっているみたいです。

『vaporwave(ヴェイパーウェイヴ)ってなんなん?』と聞かれてもうまく答えられないけど、簡単に言えば「80年代の音源や店内BGMなどを素材に、意図的に音質を落とす、再生速度を極端に遅くするといった加工をほどこした音楽」といったところでしょうか。

2000年代後半、washed outやNeon Indianといったchillwaveの流れをくんで生まれた数々のジャンルがあり、vaporwaveはその中の一つともされています。
ただ、その音楽性の幅の広さはまさに蒸気(vapor)のようにつかみとることが難しく、その実態をとらえきれないほどに楽曲のバリエーションが多岐にわたります。私はこのわけのわからない混沌に、あらためて音楽の自由さを知ることになります。

とりあえずいくつか聴いてみますか。

本書は、このジャンルの歴史やキーワード、代表アーティストとその作品を、多くのライターやアーティストの協力を得てまとめた一冊です。膨大な数であふれた、それこそ「蒸気」のような情報を、「液体」のようにつかめる形(紙媒体)にしたというわけです。とてもよくまとまっていて、ますますvaporwaveに興味がわいてくる内容です。

部数がどの程度だったのかは調べていませんが、初版はあっという間に売り切れたようですね。この本を知ったころには、もう手に入らないのだと肩を落していましたが、ネットを探索していたら、ディスクユニオンに在庫があってあっさりゲット。いまや家宝です。

見つけたら即買いの一冊です。

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